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イタリアへ旅行に行ったときに、ミラノの美術館へ行きました。そこで名画「最後の晩餐」の前で、裏切り者といわれているユダはどの人だろうと探していると、となりにいた人が「塩の壺がひっくり返っている後ろの人だよ」と教えてくれました。
西洋では食卓の塩を倒すと縁起が悪いと信じられており、何か嫌な事があるときは、左の肩ごしに塩をまく習慣があるそうです。
西洋でも、初めて収穫した作物を神に供える時は塩と共に供え、「人と神の結びつきに塩は欠くことのできないものだ」と古来より伝わっているようです。
日本でもいろいろな伝説や迷信を生みながら、神様には欠かせない塩は、新築の際の土地の清め、相撲や料亭の盛塩(守り塩)、葬儀から帰って来た際の清めの塩などとして使われています。
古事記でも「イザナギノミコトが海の水で身を清めた」とあり、母親の体内の羊水は成分が海水と同じになっています。
海という字は「水に人と母」と書くのも、生命は海から発生したという意味のようです。
生命の素は海ではなく、岩から?
「海から生命が生まれた」というオパーリン博士の生命誕生説は有名ですが、私はもっと単純な自然の摂理により誕生したと確信しています。
日本では古来より山に神が宿るという不思議な思想から、山岳信仰がありますが、世界でもストーンヘンジなどのように岩石を崇める、不思議な信仰が各地にあることは知られています。
NHKテレビで「地球誕生」をシリーズで放映していたように、人間だけでなく動植物は、海水と同じミネラルを持っています。
では一体、海水のミネラルはどこから来たのでしょう?
雨が岩や土地のミネラルを溶かして15億年もの長い年月溶かし込んだうえ、太陽の光とともに生命が発生したのですから、あらゆる生命は『岩』のミネラルから生まれたのではないでしょうか?
西洋でも東洋でも生命誕生のドラマの不思議さは神業であり、神に供える『水と塩』は不可欠なものと考えられています。
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