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「今回は竹の話」

の人は旅に出る時、タケノコの皮でおむすびを包み竹の水筒に水を入れて旅をしました。
 現在でもタケの皮や笹で食品を包んでありますが、これは食品を日持ちさせるためであり、竹から発散する揮発成分の自浄作用を利用しています。竹の含有成分には抗菌性物質や異臭を分解する物質に富んでいるためで笹を主食としている上野動物園のパンダの糞は全く臭わないそうです。
竹林の中では動物が死んでも腐らず、糞をしても臭わないということもあるようです。

驚異的成長

 成長期の孟宗竹は一日に最高240cmも伸びた記録があり、これは地上植物では他に類を見ない成長の早さです。通常の孟宗竹は節の上下1cm計2cm×90節で180cm位が平均です。

生長期間

孟宗竹は特に肥料や手入れの必要もなく60日〜80日で14〜15bまで生長しますが、これが木材ならば成木までに50年を必要とします。その後、生長は止まり年々身がしまって3年以上経てば完全な成竹となり有効資源として活用できます。

日本と中国の竹

 孟宗竹は東南アジアにのみ生育し、アメリカやヨーロッパには分布せず、特に日本と中国の孟宗竹は品質が良いとされています。その理由は両国とも四季がはっきりしているためで、温暖な国の竹は繊維が弱く弾力にかけ染色体も違うようです。

 竹は暖かい春から夏にかけ水分を吸収し、寒い冬には身がしまり成竹となりますが、日本と中国はその風土が孟宗竹の育成に最も適していて良質の竹の分布がみられます。

竹の地下茎は天災から人命を守る

 竹の地下茎は地中で無数に連なっていて、その枝が網目のように伸び、長いものは6〜7b近くも四方八方に張りめぐらしているため、地盤の強度が非常に堅固で天災からの被害を最小限度にくい止めてくれます。

1、川端の竹林は堤防の決壊を防ぐ

2、山間の竹林は山崩れを防ぐ

3、家の周りの竹は台風や地震から人命を守る

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